『ファンレターズ』ワークショップについて

 

 

2016/06/13~18 まで開催された

ガソリーナ公演『ファンレターズ』

声優、小劇場の女優達を集めての全11ステージ

これは、同じ組み合わせは二度とない

稽古は一回四時間のみ

という制約の下に作られた舞台です。

 

11ステージの公演をやったということは11回の4時間の稽古をやったということです

普通の公演の11回の稽古と違い、同じステージを作るために11回の稽古をする。それは同時に11ステージを再演するということに近い作業です。

そして、これまで何度かご一緒している声優さん、初めて組む声優さん、それぞれに同じようにコンセプトを話し、稽古を進めていかねばなりません。

また、絶対条件として、その四時間であるクオリティの舞台を作り上げなければなりません。

 

そしてこれは下に書きますが初演が1999年、この時もそうそうたるメンバーでした。

初めての方達に演出をくりかえしたぶん、私、じんのひろあきの演出のスキルも嫌でも向上しています。

 

今回のワークショップは、その進化した演出を駆使する、あまり例のない濃密な時間となるはずです。

 

 


では実際、ゲネプロにおける尾崎真実さんの動画を御覧ください

 

ゲネプロ映像 ワークショップ参考用

 

 

注目すべきは、この『ファンレターズ』朗読劇と銘打ってはおりますが、いわゆる朗読劇の芝居とはちがいます。

『朗読劇』という言葉から受ける印象はどうしても、義務教育の国語の時間に先生に指差され、立ち上がりクラスの皆の前で、いかに間違わないで読む、そして笑われないようにする、というプレッシャーのことを思い出してしまいます。

この萎縮した読み手の気持ちからスタートしては、聞いている人々を楽しませる、興味をもってもらうというところまでいくわけがありません、

 


尾崎真実さんを含め、私が今回参加してくれた声優さん、役者さんにまず言ったのは「テキストを一言一句間違わずうまく朗読することではなく、これは『ファンレターズ』のタイトル通り、手紙を読み上げていく形式のものなので、相手に語りかけるように、それはまるで二人芝居で相手に対して芝居をしているかのように、話して欲しい、ということでした。

この場合、相手に話しかけることが=お客さんに語りかけるというライブが本来持っているなにかだと思うのです。

実際、動画を見てもらってもわかるとおり、テキストをうまく読み上げるだけ、の朗読劇ではありません。

そして、これから声優を目指す人々にとって、本当に必要な届く芝居を体感できるワークショップになるはずです。

実際、この芝居を作る時は、4時間の稽古一回きりでした。

しかし、それほど駆け足ではなく、+4時間を使ってもう少し『わかる』そして『できるようになる』実戦的なワークショップでありたいと思っています。

 

そうだ、こういうことが今の自分には必要だったんだと、これを読んで気づいたあなた、人数の枠が少数精鋭のワークショップで、限りがございますので、できるだけ早く御予約を。

また、ご質問などもございましたたら、メールでお問い合わせください


あと、大事なことを書き忘れました、この台本は女の子二人用ですが、我こそはと思う男子の参加も可能です。

 



ツイッターに寄せられた感想の数々
●台詞はもちろんだけど、台詞がない時間のお芝居がすごくて引き込まれてしまった..

●すっごい面白かったですーっ✨✨
再演されたらまた観に行きたいです|•'-'•)و✧!!

●ストーカーの本多さんが表情と感情豊!!
純粋過ぎるのも紙一重なんだなって思いました。どこか感情移入してしまうところがあって、最後とても切なくなってしまいました…。矢野自身もどこかわかってたのかな

●作家役全員の「たすけてにゃあ」を配信してほしい。と、ふと思った朝。

●ストーカーと小説家がそれぞれメールやら手紙やらを交互に読み進めていく構成。小説家はストーカーに基本メッセージを送らないので2人の朗読劇でありながら一方的なやり取りになってたのが変わってた。

●ストーカー本多さんが客席の方を真顔で睨んできたのめちゃ怖かった

●千秋楽の清水さん・本多さん回。本多さんの最初のパートの第一声で清水さん演じる夢野愛への気持ちが込められてるように感じられました。本多さんパートの演技に合わせて清水さんが表情をいろいろ変えていたのが印象に残っています。より作品に引き込まれた様に思います。

●全11回のうち5回ほど観劇させてもらいましたが、同じ役でも組み合わせ、演じる役者毎に表現が全く違いどの回も新鮮に楽しむ事ができました。初回のアフタートークで女性の殺すの言い方の話題が出たので各回でそこも注目しましたが初回の清水さんは他の回よりも迫力がありました。

●動きのある表現で魅せてくれる尾崎さん、2度目のストーカー役をつくってきた佐土原さんの一見落ち着いたファンのみせる執着心を抑えめに淡々とみせてくれたのではないかと思います。

●公演毎に全く違う楽しみがあって、あの人とあの人の組み合わせだったらどーなるんだろう?と見終わった後もわくわくさせてくれる公演でしたっ\(//∇//)\

●ストーカー本多さんは中盤まで小説家の先生への好意がちょっぴり鬱陶しい感じで無邪気で可愛らしかかった。

●けれど対決予告の文面は気持ちの高ぶりさえも届かない空回りの虚無感が孤独を連想させて哀しくなりました。
壊れる境界に落ちきれない人の迷いを感じました。

●こんな公演だと知っていれば全公演見たかった、とちょっぴり思わなくもないですが、3回観られただけでも良しとします。
出演された皆様、スタッフの皆様、お疲れ様でした。
素晴らしい公演をありがとうございました!

●こうした瞬時にキャラクターを切り替える演技を聞くと「ああ、声優さんのファンで良かった」と思います。

●みなさんそれぞれ思い思いの演じ分けをされていてバラエティに富んでいますし、やはり声優さんは声の魔術師なんだなと思います。

●途中で口調が変わるFAXであとがき原稿を送るシーンや防犯ブザーの「ヘルプ!ヘルプ!」や「助けてにゃ~ん」の台詞、精神科医の先生や警察官の台詞での演じ分けが素晴らしかったのです。


予約問い合わせ
hjinno04@yahoo.co.jp


これまでの出演者一覧

 宮村優子さん(『エヴァンゲリオン』アスカラングレー)

 羽野晶紀さん(狂言師の和泉元彌さんと 結婚この公演に出演後結婚、ほぼ引退状態となる)

 大森美紀子さん(劇団キャラメルボックス看板女優)

 佐伯日菜子さん(映画『毎日が夏休み』で、女優デビュー。その年の日本アカデミー賞新人俳優賞、山路ふみこ賞新人賞などの各新人賞を受賞、この『ファンレターズ』が初舞台。
 中島朋子さん(いわずとしれた倉本聰脚本『北の国から』のヒロイン蛍ちゃん、倉本聰さんからイメージを壊す役をやってはならないということだったが、舞台ならいい、ということで『ファンレターズ』のストーカー役を嬉々として演じた)

 横山智佐さん(『サクラ大戦』)
 松本梨香さん(ご存じ『ポケモン』サトシ)
 藤田咲さん(初音ミクの中の人)

 


●リーディングドラマ『ファンレターズ』

 これは往復書簡朗読劇『ラブレターズ』と言う、パルコ劇場でずっとやってるお芝居のスタイルを真似たものです。

 椅子に座った二人が交互にメールの文面などを読み上げていく。
 
 ただ、本家の『ラブレターズ』と違うところは、男女の組み合わせではなく、女性二人が交互に朗読する、というスタイルであること、そして、もう一つ大きな違いは、舞台上にいる二人のやりとりは交流していないということ、です。

 そして、稽古は基本1回、4時間のみ。
 これも『ラブレターズ』のスタイルを踏襲しています。

 この戯曲は20年前、じんのひろあきが短編としてまず書いたものを長編化しました。
 そして、固有名詞は幾つか書き換えられながらも、内容は非常にダークなものであるにもかかわらず、愛され、上演が続けられてきました。
 いや、ダークなものだったから、かもしれません。


リーディングドラマ

『ファンレターズ』

 

【作・演出】

じんのひろあき

 

【会場】

新宿シアターミラクル
〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町2丁目45番2号

カイダ第3ジャストビル4F

劇場HP: http://miracleweb711.wixsite.com/miracleweb

 

【チケット】

前売3000円 当日3500円

★印はトライアル公演として、

2000円(前売・当日共通)

 

【チケット発売】

6月1日 12:00開始

下記にキャスト別予約フォームがございます

 

【上演時間】

90分

★印は65分バージョンとなります

 ※全公演、受付開始は開演の1時間前

開場は30分前となります。

 

【インフォメーション】

※お手紙やプレゼントは直接お受け取りすることができません。

ご来場時に受付にお預け下さい。

また、本公演では、本当に本当に劇場のスペースが限られておりますので、

お花(スタンド花、アレンジ花など)はご遠慮いただいております。

 

※遠方からお越しの方やお荷物の多い方

会場は、ロッカーやクロークなどお荷物をお預かりできる場所がございませんので、

駅のロッカーなどにあらかじめお預けいただく事をお勧めいたします。

ご不便をおかけしますが、ご協力お願い致します。

 

※当日のご入場について

開場までは、チケットのご予約順。

開場後は、当日受付順となります


リーディングドラマ『ファンレターズ』は

往復書簡朗読劇『ラブレターズ』と言う、

パルコ劇場で400回もやられている

朗読劇のスタンダード演目

そのお芝居のスタイルを真似たものです。
  椅子に座った二人が

交互にメールの文面などを読み上げていく。
  
  ただ、本家の『ラブレターズ』と違うところは、

男女の組み合わせではなく、

 

女性二人が交互に朗読する、

 

というスタイルであること、

 

そして、もう一つ大きな違いは、

舞台上にいる二人のやりとりは

交流していないということ、です。

 


【CAST】

大久保ちか チケットフォーム

(アップアンドアップス)

 

尾崎真実  チケットフォーム

 

 

佐土原かおり チケットフォーム

(オブジェクト)

 

倉田雅世 チケットフォーム

(81プロデュース)

 

真田アサミ チケットフォーム

(アミュレート)

 

鹿野優以 チケットフォーム

(青二プロダクション)

 

清水愛 チケットフォーム

 

田辺留依 チケットフォーム

(ステイラック)

 

本多真梨子 チケットフォーム

(アミュレート)

 

 

植野祐美 チケットフォーム

(ガソリーナ)

 

二宮咲   チケットフォーム

(ガソリーナ)

 

未浜杏梨  チケットフォーム

(ジェイクリップ)

 

永渕沙弥  チケットフォーム

(たすいち)

 

鳥井響 チケットフォーム

 


【タイムテーブル】
 2017/06/13(火)~18(日)

 

6/13(火)  

20時           真田アサミ×清水愛

 

6/14(水)  

20時                倉田雅世×真田アサミ

 

6/15(木) 

★17時30分 二宮咲×永渕沙弥

    

20時     鹿野優以×田辺留依


 6/16(金) 

★17時30分 植野祐美×鳥井響

 

20時     佐土原かおり×本多真梨子

 

6/17(土)  

13時     未浜杏梨×植野祐美

 

16時     倉田雅世×大久保ちか

 

20時     尾崎真実×鹿野優以

 

6/18(日)      

14時                尾崎真実×佐土原かおり
                               

18時                清水愛×本多真梨子

 

 


【ストーリー】

少女小説を書いている作家、ペンネームは夢野愛。
彼女の元にある時から不思議なファンレターが届きはじめる。

 

夢野愛「編集部から回送されてくる読者の人からの手紙のことなんですけど、

ちょっと気味が悪いものが混じってるんですが、

これはどうしたらいいんでしょうか?」

 

「私の熱狂的なファンだとかで、

毎日せっせと手紙を書いては送ってきてくれているのです」

 

「キティちゃんの便箋に、

真っ赤なボールペン」

 

 

矢野優子「前略。夢野愛先生。

今日、先生の家を訪問しました。

自分で探しました。

どうやって探したか?

 気になりますよね」

 

これまでのじんのひろあきの朗読劇

ビジュアル


 このスチールは以前じんのひろあきが上演した、やはり二人の朗読劇『BLOG』という作品の舞台写真です。
 これを見て普通の舞台空間と違うことは一目瞭然だと思います。
 今回の『ファンレターズ』もまた、こういう不思議な空間での上演を考えています。
 つい先週まで同じ劇場で行っていた短編演劇集『ShortCuts』と同じ劇場で『ファンレターズ』は上演されます。
 じんのは『ShortCuts』の上演中にその合間を縫って、すでに『ファンレターズ』の美術のテストも行っていました。

 この『BLOG』の美術が他の舞台美術と異なる点は、まず
 天井に照明を吊らない。
 ということです。
 普通なら、天井にある、我々がバトンと呼んでいるパイプに照明を吊っていくのですが、この『BLOG』の時は、天井に布をたゆませて垂らし、照明は役者の目線よりも低い位置にセッティング、そこから上へ向かって天井を照らす、という方法がとられています。
 そして、その天井の布に当てる照明の色を変化させることによって、不思議な空間を演出しました。

 今回、『ファンレターズ』を上演する新宿シアターミラクルは、この写真の劇場ザムザ阿佐ヶ谷ほど高さがないために、布をぶら下げることはできませんが、その代わりバルーンを天井に敷き詰めてそこに照明をやはり下から当てる、ことにしようとおもっています。
 
 1000弱のバルーンのが天井にひしめく空間に乞うご期待!